養老天命反転地に行ってきた。

養老天命反転地。
そこは「死」を「生」へと反転させる場所。
半年以上前から気になっていたので
今回11/20から2泊3日で岐阜へ貧乏旅行(バス)に行くことに。

まず、1日目。
新宿から名古屋まで片道6時間かかるので、その日は名古屋で何の目的も無く1泊。
宿泊地からパッと行けるような観光地も無いため
しょうがないから矢場町方面をうろうろ。
とりあえず片っ端からご当地グルメを堪能。
味噌カツ、きしめん、手羽先、どて煮、はらドーナツ(名古屋関係無い)。

photoshake_gihu.jpg2日目。
朝からまたご当地グルメ、コメダ珈琲でシロノワールとモーニングを堪能し
岐阜の金華山の麓へいざ移動。
凍てつく寒さの上、雨まで降っていたがロープウェイで山頂へ。
たいしてなんの施設も無いが、岐阜城は登らないといかんだろう。
ん、特に何も無かった・・。
岐阜城は少し離れた場所で鑑賞する方がいいと思った。
(でも城のてっぺんからの長良川ビューは最高!)
それから麓にもどり、昆虫博物館へ。
一見地味だが中に入ると入り口そばの標本だけでおなかいっぱいになるほど
狭い館内にびっしり蝶やらクワガタやらよくわからないものが飾られていた。
500円の入場料でけっこう楽しめる。
ゴキブリがいなくてホッと胸をひと撫でするはず。

そして早めのチェックイン。
ここは長良川温泉。
茶褐色の濁った鉄の匂いのするお湯。
体の芯からぽかぽか暖かくなる。
夜はお待たせ飛騨牛ステーキ(200g)!!
お母さん、私を産んでくれてありがとう的な。
噛まずにとろける肉がたまらん。

3日目。
やっと今回の旅の目的地、養老天命反転地に行くため
養老電鉄の養老駅で下車。
もう少し賑やかなイメージを想像していたが、見事に裏切られたこの有様。
これでもかのひょうたんアピールがちょっぴり寂しい。

yourou.jpgそしていきなり坂の洗礼を受ける。
めちゃくちゃ急だ。
急なだけならまだしも、平衡感覚が狂うと言うべきだろうか、気持ちが悪い。
なんだかぐるぐる頭が回るようで。
こんな状態で養老天命反転地到着。
そのスケールのでかさにビビる。
私の予想では「平地に屋内に入るパビリオンが点在している」だったのだが全部裏切られた。
「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成されている。
全て、坂、坂、坂、歪んだ曲線。まともに落ち着ける場所が無い。
見る場所から全ての景色が異なる。
なんとも不思議ワールド全開!!

hanten2.jpghanten.jpg
前日雨が降ったのか、地面が湿っている。
まともに歩くと、絶対滑る。
入り口にあった「ヘルメットと靴の無料貸し出し」の意味を、後から知る。
この日、私はスカート+ムートンブーツであった・・。
失敗だ。

この養老天命反転地到着、全てのパビリオンを見るためには完全に若さが必要である。
途中、レッドブルを補給したが、意味をなさず。
あっさり退散することになった。
こんなんでも、きっと運命は反転するに違いない。

この後、本来は養老の滝を見るつもりだったのが、全てにおいて燃え尽きた・・。
無理やろ、傾斜激しい坂の片道徒歩30分。

というわけで、再び養老駅へ。
養老天命反転地到着で何組か見かけた外国人観光者。
この土地を選んだセンスナイス。
また来よう。将来。
ただ、本当にここの土地の坂がキモチワルイの、なんとかならんのか。

yourou2.jpg
※養老天命反転地到着の感想は言葉にしにくいから、一度行ってみるといいよ。

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