2011年11月アーカイブ

養老天命反転地に行ってきた。

養老天命反転地。
そこは「死」を「生」へと反転させる場所。
半年以上前から気になっていたので
今回11/20から2泊3日で岐阜へ貧乏旅行(バス)に行くことに。

まず、1日目。
新宿から名古屋まで片道6時間かかるので、その日は名古屋で何の目的も無く1泊。
宿泊地からパッと行けるような観光地も無いため
しょうがないから矢場町方面をうろうろ。
とりあえず片っ端からご当地グルメを堪能。
味噌カツ、きしめん、手羽先、どて煮、はらドーナツ(名古屋関係無い)。

photoshake_gihu.jpg2日目。
朝からまたご当地グルメ、コメダ珈琲でシロノワールとモーニングを堪能し
岐阜の金華山の麓へいざ移動。
凍てつく寒さの上、雨まで降っていたがロープウェイで山頂へ。
たいしてなんの施設も無いが、岐阜城は登らないといかんだろう。
ん、特に何も無かった・・。
岐阜城は少し離れた場所で鑑賞する方がいいと思った。
(でも城のてっぺんからの長良川ビューは最高!)
それから麓にもどり、昆虫博物館へ。
一見地味だが中に入ると入り口そばの標本だけでおなかいっぱいになるほど
狭い館内にびっしり蝶やらクワガタやらよくわからないものが飾られていた。
500円の入場料でけっこう楽しめる。
ゴキブリがいなくてホッと胸をひと撫でするはず。

そして早めのチェックイン。
ここは長良川温泉。
茶褐色の濁った鉄の匂いのするお湯。
体の芯からぽかぽか暖かくなる。
夜はお待たせ飛騨牛ステーキ(200g)!!
お母さん、私を産んでくれてありがとう的な。
噛まずにとろける肉がたまらん。

3日目。
やっと今回の旅の目的地、養老天命反転地に行くため
養老電鉄の養老駅で下車。
もう少し賑やかなイメージを想像していたが、見事に裏切られたこの有様。
これでもかのひょうたんアピールがちょっぴり寂しい。

yourou.jpgそしていきなり坂の洗礼を受ける。
めちゃくちゃ急だ。
急なだけならまだしも、平衡感覚が狂うと言うべきだろうか、気持ちが悪い。
なんだかぐるぐる頭が回るようで。
こんな状態で養老天命反転地到着。
そのスケールのでかさにビビる。
私の予想では「平地に屋内に入るパビリオンが点在している」だったのだが全部裏切られた。
「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つの部分から構成されている。
全て、坂、坂、坂、歪んだ曲線。まともに落ち着ける場所が無い。
見る場所から全ての景色が異なる。
なんとも不思議ワールド全開!!

hanten2.jpghanten.jpg
前日雨が降ったのか、地面が湿っている。
まともに歩くと、絶対滑る。
入り口にあった「ヘルメットと靴の無料貸し出し」の意味を、後から知る。
この日、私はスカート+ムートンブーツであった・・。
失敗だ。

この養老天命反転地到着、全てのパビリオンを見るためには完全に若さが必要である。
途中、レッドブルを補給したが、意味をなさず。
あっさり退散することになった。
こんなんでも、きっと運命は反転するに違いない。

この後、本来は養老の滝を見るつもりだったのが、全てにおいて燃え尽きた・・。
無理やろ、傾斜激しい坂の片道徒歩30分。

というわけで、再び養老駅へ。
養老天命反転地到着で何組か見かけた外国人観光者。
この土地を選んだセンスナイス。
また来よう。将来。
ただ、本当にここの土地の坂がキモチワルイの、なんとかならんのか。

yourou2.jpg
※養老天命反転地到着の感想は言葉にしにくいから、一度行ってみるといいよ。

カテゴリ:

"デザインフェスタvol.34"と"暗やみの色"まとめ。

先週の土曜にデザインフェスタvol.34と未来科学館の暗やみの色に行ってきました。
デザインフェスタはかなり久々。10年前くらいに行ったような記憶が・・。
ワクワクして入場したんだが、朝イチだったためか、まだ準備がままならないブースもちらほら。
けっこうお客さん入ってるんだから、スタートダッシュは大切ですよ。

ぐるっと回って思ったこと。
なんかレベル低くなったな、と。
昔はアバンギャルド(死語?)な人達がたくさんいたような気がしたんだが
ワンフェスとかコミケとかの雰囲気が漂ってました。
なんかいろんなところから変な視線を感じます(笑
むしろワンフェスとかコミケとかの方がクオリティ高いんじゃないかと思う。
もちろん、ステキな作品を出してる人もたくさんいますけどね。

残念なのは、接客とディスプレイ。
モノ作りやってる人は内気な人が多いんだろうな。
自分の作品をアピールしきれない人が目立ちました。
別に接客する必要は全くもって無いんですが、もったいないな、と。
あと、ディスプレイが上手な人んとこは人が集まってますが
そうじゃないところには人が来ない。
作品自体の魅力もありますが。
でも、ディスプレイの什器とか机とかって、1人で参加したり車無かったりする人は
用意するの厳しいよね。
あれって借りるのも高いんじゃないかな。

デザインフェスタは年に2回開催されるようになってから、あんまり興味無くなりました。
ブース代払えば参加できるのはいいけど
作品の審査をある程度した方がいいんじゃないかと思う。

そして暗いスペースがあるのに気付かなくて見れませんでした。

あ、写真は私が購入したものです。
イラストが特に素敵。
私は手描きのイラスト描かないので、こういうタッチに憧れるんです。
古着から作られるクマもかわいい。

designfes.jpgデザインフェスタに続いて「暗やみの色」。
日本未来科学館で延び延びになってるレイ・ハラカミの追悼イベントです。
1日に1回しか上映されないので、朝早く行かないとチケットがとれません・・。
しかも、普通にプラネタリウムなんでレイ・ハラカミを知らない人も多くいて
子供のひそひそ話の声とかいびきとか聞こえて雰囲気台無し。

追悼なんだから、もっと粛々とした雰囲気で見たかったのに。
しょうがないとはいえ、残念でした。
平日行くべきですね。

余談ですが、この2つのイベントでクタクタになったので
ニュー新橋ビル2Fの入るのにためらうマッサージ屋で全身揉んでもらいました。
客引きもマッサージ師もみんな中国人で、中国語で話しながらマッサージされるんで
全くもってそこが日本である感じがしなかった。
何しゃべってるかわからないからもう、寝るに寝れず、終始ハラハラしてました。
まあ、頑固な肩こりがラクになったからよかったのですが。
マッサージ後はフレッシュジュース屋で柿のジュースをぐいっと。

ニュー新橋ビル、アツいぜ。



カテゴリ:

11.5脱原発デモ@渋谷、初参加。

demo.jpg
昨日、Twitterの呼びかけで始まった脱原発デモに相方と一緒に参加してきました。
今まで何回かTwitter上で見かけたこのデモ
なかなか参加する勇気がなかったけど、今回こそ。

思ったより参加者多くてビックリしましたが
静かにゆるく歩けるブロックがあったので
老若男女、1人でも子連れでも参加しやすいデモでよかったなー。
これまでのデモのイメージが変わりました。

参加するまでは、果たしてデモに世の中を変えれる力があるのだろうかと
その意味を考える時もありましたが
結局行動を起こさないと何も始まらないんだなと痛感しました。
私も最初は恥ずかしいっていうのもあって、声出せなかったんですが
だんだん参加者の気持ちも合わさって、声を出さずにはいられなかった。
沿道から涙を浮かべたお婆さんが「ありがとう、ありがとう。」と手を振ってるのを見て
思わず泣きそうになった。

こういうのを見て、もう、無条件にデモの意味を把握した。

参加者の思いはそれぞれだと思う。
私は、今すぐ原発は無くせないと現実的に思う。
だけど、誰も何も言わなくなったら、日本は終わりだ。

白い目で見てる人たち、自分のことですよ。原発も政治も全部。
考えろ、考えろ。
無関心は「罪」。
私だって、3.11があるまで電気がどこからきてるのかなんて考えたこともなかった。
それを今は恥ずかしく思う。

これから、脱原発の気持ちを持続するのには体力がいると思う。
自分が疲れないように、興味が薄れないように
ゆるく行動していきたいと思います。

追伸)
このデモで久々に友達と会った。彼らが参加しててなんか嬉しいな。
あと、Twitterでツイートした私作のプラカード
使ってくれてる人がいて文明の進化を感じた(笑

うち、香る女になるさかい。

kousui.jpg
最近某ラジオ番組で「香り」がテーマだったのを聴いて
やっぱすれ違い様にいい匂いを放つ人になりたいな〜と思い
さっそくミニチュアの瓶をネットでいくつか買いました。
一番右のはくっさいんですが、他はけっこう好きな匂いでアタリです。
ハートの入れ物の香水が目当てだったんですが
使い切る自信が無かったので小さめで。
bebe sheerは10ml以上のって瓶がダサイ・・。
匂いは好きなんだけどね。

と、いうわけで、今度こそは全部使い切ります。
私に会うことがあれば、どうぞ嗅いで下さい。
カテゴリ: